社長メッセージMessage
「10年成長し続けるわたし」になる!
~SDGs実践講座を通して学んだこと~
4回シリーズのオンライン講座「SDGs実践講座~2030年の世界を目指して、「私たちのアクション」を考えよう~」を開催しました。
参加いただいた方は皆さん20歳代の若手が中心。
SDGsに関しては、大学で専門的に学んでいる方、自身のキャリアに活かそう考えている方、関連の活動を行っている方など、「既に関心が高く、相応の知識を持っている方」がいる一方で、
受講までほとんど知らなかった、夏の終わりに何か学ぼうと思った、といった「SDGsの超初心者」もたくさん参加していただきました。
講座は、講義と演習を繰り返す参加型のプログラムで進行し、毎回参加者同士のグループを組み替えたので、4回を終了するころにはお互い仲良くなって、気軽に意見やアドバイスを交わせるようになっていました。
テーマは以下を扱いました。
(1回目)SDGsの本質的な意味・意義を理解する
SDGsが世界で重視される背景やその内容を解説、実際に解決すべき課題には「トレード・オフ(利害相反)」が絡む実状を学び、参加者同士で議論を交わしました。 また、17のゴールから抜粋したテーマについて深堀し、問題の本質やそれに応じた対策のあり方を一緒に考えました。
(2回目)SDGsで目指す「2030年の世界」を考える
SDGsが目指す世界は現在の延長ではなく、大きな発想と仕組みの転換を伴います。
そのため、まず「2030年の世界」を描いてから、そこへ照準を合わせて行動することが必要です。 講座では、「未来の社会」の事例を紹介し、さらに自分で想像するための思考法の解説と実践ワークを通じて、それぞれの「2030年の世界」を描き、発表しました。
(3回目)SDGsがもたらす身近な社会や経済の変化を理解する
現実に私たちの生活とSDGsの課題による影響は切り離せないほど密接になっています。その影響は私たちの趣向や行動、そして社会のルールを変え、そこにビジネスやキャリアの大きなチャンスが誕生しています。 講座ではチェックリストやビジネス創出ワークなどを通じて、その影響や変化を学び、ゲーム感覚で楽しく議論を交わしました。
(4回目)「自分たちに何ができるか」をSDGs思考で発想する
私たちが普段過ごす生活シーンにも様々な世界が抱える課題がつながっていることを知り、関心を持ち続け、「私にできること」を少しずつでも実行することが大切です。 講座ではケーススタディやオリジナルツールを使った「私にできること」ワークを行い、意見を交わしながら一緒に考えました。
最後は「私の決意を一言で!」皆さん、熱く目を輝かせながら想いと決意を語っていただきました。
最初は、SDGsとの距離が個人差でバラバラだった参加者の皆さんでしたが、何度も意見を交わし、お互いの理解を深めながら、「楽しく」、でも「真剣に」、世界(日本自身も含めて!)が抱える課題とその解決へ貢献できる方法を学ぶことができました。
今回の受講をきっかけとして、次なるチャレンジへ踏み出そうとする方も多く、私も参加者皆さんとお話をしながら、その受け止め方や感じ方にたくさんのヒントや感動をいただくことができました。
新型コロナや頻繁な自然災害等で一寸先が全く見えない世界ですが、2030年の世界を目指して着実に成長していけるSDGsの知識と知恵を、これからも多くの方々と共有していきたいと思います。